2010年8月30日

サライ

故郷があるっていい事なのか、単なるしがらみなのか、
迷う時期もあったけど、今は素直に故郷を愛していると言える。
故郷の輝きは、フロンティアよりも眩しい。

この曲は、唄も歌詞も本当にいいよね。

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「サライ」
作詞 谷村 新司
作曲 弾厚作(加山雄三)

遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた
穏やかな 春の陽射しが ゆれる 小さな駅舎
別離より悲しみより 憧憬はつよく
淋しさと 背中あわせの ひとりきりの旅立ち

動き始めた汽車の窓辺を
流れてゆく 景色だけを じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程 青く澄んで 胸が震えた

恋をして 恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの窓ガラス越し 見てた 夜空の星
この街で 夢追うなら もう少し強く
ならなれりゃ 時の流れに 負けてしまいそうで

動き始めた 朝の街角
人の群れに 埋もれながら 空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく 白い雲に 胸が震えた

離れれば 離れる程 なおさらにつのる
この想い 忘れられずに ひらく 古いアルバム
若い日の父と母に 包まれて過ぎた
やわらかな 日々の暮らしを なぞりながら生きる

まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る 愛の故郷
サクラ吹雪の サライの空へ
いつ帰る その時まで 夢はすてない

まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る 愛の故郷
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから

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